この記事では、「バスサックス」と「バリトンサックス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「バスサックス」とは?
サックスはマウスピースを使って演奏する木管楽器の一種で、音域によってソプラニーノ・アルト・テナー・バリトン・バス・コントラバス等に分かれています。
その1つであるバスサックスは、サックスの中では大きくて重く低い音域を奏でます。
吹奏楽やオーケストラ、ジャズなどで用いられることはあまりありません。
サックスアンサンブル等で用いられます。
バスサックスはとても珍しいので、サックスを扱う楽器店でも取り扱っていないことが多いです。
「バリトンサックス」とは?
バリトンサックスは、テナーサックスよりも大きくバスサックスよりも小さなサイズのサックスです。
吹奏楽やジャズなどでよく用いられる楽器で、低音パートを演奏します。
ベースを奏でることが多いので目立ちにくいですが、主旋律を奏でることもあります。
特にジャズでは、ソロのプレイヤーが好んで演奏しています。
また、アルトサックスの1オクターブ下の音域を担当します。
日本ではバリサクと呼ばれることもあります。
「バスサックス」と「バリトンサックス」の違い
バスサックスもバリトンサックスもサックスの一種ですが、大きさや音域などに違いがあります。
バスサックスはバリトンサックスよりも大きくて重く、低い音域を担当します。
吹奏楽やジャズなどで使われることが多いのはバリトンサックスで、アルトサックスやテナーサックス程ではありませんが、定番のサックスの1つになります。
それに対してバスサックスは、吹奏楽やジャズなどで用いられることはほとんどありません。
バスサックスはとても希少で、値段もバリトンサックスより高いことが多いです。
まとめ
バスサックスとバリトンサックスは、大きさや重さ、音域などに違いがあります。
バスサックスの方がバリトンサックスよりも大きくて重く、低い音域を担当します。