この記事では、「そば」と「ラーメン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「そば」とは?
「そば」は「蕎麦」と漢字表記します。
「そば」は「タデ科の一年草のこと」という意味があります。
「そば」の茎は赤みを帯び、葉は心臓形で先がとがっています。
夏から秋に、白色や淡紅色の花びら状のガクをもつ小花を咲かせます。
「そばの実」は、三角卵形で緑白色をしていて、乾くと黒褐色になります。
この実をひいて、そば粉を作ります。
もともと中央アジアの原産ですが、かなり古くから、日本で栽培されていました。
次に「そば」には、「蕎麦粉につなぎを加えて、水でこねて薄く延ばし、細く切ったもの」という意味があります。
「蕎麦きり」の略語となります。
「そば」を茹でて、つけ汁につけたり、汁をかけたりして食べます。
「ラーメン」とは?
「ラーメン」は「拉麺」と漢字表記します。
「ラーメン」は、「中国風の麺のこと」という意味があります。
小麦粉に塩、かんすいなどを加えて練り、細長く引き伸ばしたものを「ラーメン」と呼びます。
また、この麺を茹でて、醤油味などのスープを入れ、焼き豚やメンマなどの具をトッピングしたものを「ラーメン」と呼びます。
「中華そば」という別名もあります。
「そば」と「ラーメン」の違い
「そば」と「ラーメン」の違いを、分かりやすく解説します。
「そば」には、「蕎麦粉につなぎを加えて、水でこねて薄く延ばし、細く切ったもの」という意味があります。
一方の「ラーメン」は、「中国風の麺のこと」という意味があります。
どちらも、日本を代表する麺類だという共通点があります。
しかし「そば」は「そば粉」を使っているのに対して、「ラーメン」は、「小麦粉」を使っているという違いがあります。
また「そば」は、こねて切るのに対して、「ラーメン」は、のばすという違いがあります。
まとめ
「そば」と「ラーメン」の違いについて見てきました。
2つの言葉の意味の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるのではないでしょうか。