この記事では、「喪服」と「スーツ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「喪服」とは?
喪服とは、葬儀や法事など弔事に参加する際に身に着ける礼服のことをいいます。
ブラックフォーマルと呼ぶこともあります。
喪服は本来、遺族が喪に服していることを表すためのものでした。
日本では黒色や薄墨色が一般的ですが、和服の場合には白色の喪服もあります。
白色の喪服は、喪主や喪主の配偶者が身に着けるものです。
また、喪服には格式によって、正喪服や準喪服、略喪服などの種類があります。
「スーツ」とは?
スーツとは、同一の布で作られている一揃いの洋服のことをいいます。
男性の場合には上着とズボン、ベストなどのセットをいい、女性の場合には上着とスカート、またはズボンの組み合わせを指します。
ビジネスマンなどが職場で身に着けるスーツはビジネススーツと呼ばれていますし、礼服として身に着けるスーツはブラックスーツと呼んだりします。
また、デザインや素材も様々で、ボタンの配置によってシングルとダブルにも分けられます。
ボタンが縦一列に並んだものがシングルで、ボタンが縦二列に並んだものがダブルになります。
「喪服」と「スーツ」の違い
喪服は葬儀や法事など弔事に身に着ける礼服で、スーツは上下が同一の布で作られている一揃いの洋服です。
スーツには喪服として身に着けるブラックスーツもありますし、一般的なビジネススーツとして身に着ける黒い色のスーツもあります。
喪服のスーツは深みのある黒い色の生地で作られており、光沢がありません。
黒い色のビジネススーツは、真っ黒ではなくグレーがかった黒い色のものが多いです。
光沢もあります。
また、喪服にはブラックスーツだけではなく、和服もあります。
まとめ
喪服は葬儀や法事など弔事に身に着ける礼服で、スーツは上下が同一の布で作られている一揃いの洋服です。
喪服には和服もありますし、黒い色のブラックスーツもあります。
