この記事では、「ぶつかる」という言葉の意味や類語などについて分かりやすく説明していきます。
「ぶつかる」という言葉の意味
「ぶつかる」という言葉は、動いているものが、物理的に他のものに勢いよく接触するさまや、ある物事や事象などが進んでいる最中に、意図せず好ましくない状況が発生する様子などを表す文言です。
また、日程が重なったり、複数の人の意見などが一致しない際にも用いられる表現になります。
「ぶつかる」という言葉の1つ目の意味は、「物同士がお互いに突き当たる」です。
2つ目は「面倒な事柄が一度に重なって起きる」などという意味合いで使われています。
「ぶつかる」の類語や言い換え
「ぶつかる」という言葉の類語や言い換えは以下の通りです。
・『衝突(しょうとつ)する』
物と物が物理的に強い勢いで接触するさまや、立場や意見などが異なる者同士が争う様子などを表し、「乗り物や人などがぶつかる」さまや「相反する意見や利害などが対立する」様子などを示す言葉になります。
・『接触(せっしょく)する』
文字どおり「何かに接して触れる」さまを表す言葉で、「交渉するために他の人と連絡を取る」様子や「異なるもの同士が意図せずに勢いよく触れ合う」状態などを示す文言として使われています。
・『交差する』
複数の線や道などが一点で重なる様子を示す言葉で、「異なるもの同士が交互に組み合わさる」さまや「2つの事物が交わる」状態などを表しています。
・『出くわす』
人やできごとなどと思いがけなく行きあう、という意味合いの言葉で、「ばったりと会う」さまや「偶然に出会う」様子などを示す言葉になります。
「ぶつかる」の類義語
「ぶつかる」の類義語は以下の通りになります。
・『突き当たる』
異なる物同士が勢いよく接触するさまを表し、「それよりも先へ進めない」さまや「思いがけない問題や障害などに遭遇(そうぐう)する」様子などを示す際に使われる表現です。
・『かぶる』
「頭や顔などにそれらを覆うものを載せる」さまや「頭から身体全体にかけて受ける」様子などを表しますが、「本来であれば引き受けなくても良かったものを、あえて身に受ける」という意味合いでも使われる表現になります。
・『かち合う』
「ぶつかり合う」さまや「タイミング悪く二つのものが重なる」様子などを表し、いくつかの物事が一緒になったり、同時に起こる際に使われる文言です。
・『対立する』
二つのものがそれぞれ反対の立場に立つ状態を表し、「お互いにけっして譲りあわない」さまや「双方が張り合う」様子などを示す言葉になります。
まとめ
今回は「ぶつかる」という言葉について紹介しました。
「ぶつかる」という言葉の本来の意味や類語などをよく理解して、日常的に使いこなせるようにしましょう。
