「ほとんどない」とは?言い換えを徹底解釈

「ほとんどない」とは?言い換え

この記事では、「ほとんどない」という言葉の意味や類語などについて分かりやすく説明していきます。

「ほとんどない」という言葉の意味

「限りなく全てに近い程度に」という意を持つ「ほとんど」という語と、「物事が存在しない」ことを表す「ない」という語を組み合わせた「ほとんどない」という言葉は、まったくないと言っても良いくらいに持っていないさまや、ないと言っても差し支えない程の少量のみしか有していない様子などを示す意味合いで用いられる表現です。

「ほとんどない」という言葉の1つ目の意味は、「数や分量などがきわめて少ない」です。

2つ目は「残っている量が少ない」などという意味合いで使われています。

「ほとんどない」の類語や言い換え

「ほとんどない」という言葉の類語や言い換えは以下の通りです。

・『微微(びび)たる』
程度や分量などがほんの少しだけである際に用いられる言葉で、「ほんのわずかな」さまや「目に見えないほどの少量」などを表す文言になります。

・『極めて少ない』
「大変少量な」さまや「限りなくゼロに近い」様子などを示す言葉で、程度がはなはだしく小さい状態を表現しています。

・『めったにない』
発生する回数や存在している数などがとても少ない状態を示す言葉で、「なかなか遭遇することができない」さまや「ある事象などがほとんど発生しない」様子などを表しています。

・『ごくたまに』
「とても珍しい」さまや「極めて稀に」などを意味する言葉で、あまり出現しない事象や、発生の頻度が極めて低い事柄などを指して使われる文言です。

「ほとんどない」の類義語

「ほとんどない」の類義語は以下の通りになります。

・『無きに等しい』
「無いようなもの」「無い状態と同じ」などと言う意味合いで使われる言葉で、ないと言っても良いほどに「非常に少ない」状態を表す文言になります。

・『途方(とほう)もない』
「ずば抜けている」さまや「さっぱり道理に合わない」様子などを示す言葉で、あまりにも現実離れしている物事や事象などを指して用いられる表現です。

・『絵に描いた餅』
絵に描いた餅は食べられないという意が転じて「実際には何の役にも立たない」さまや「実現する見込みが限りなく少ない」様子などを表し、実物や本物でなければ何の値打ちもないことを示すことわざになります。

・『不可能に近い』
とうてい実現できないと思われる状態や状況などを指して使われる言葉で、「非常に難しい」さまや「至難のわざ」などを表す表現になります。

まとめ

今回は「ほとんどない」という言葉について紹介しました。

「ほとんどない」という言葉の本来の意味や類語などをよく理解して、日常的に使いこなせるようにしましょう。