この記事では、「くっつける」という言葉の意味や類語などについて分かりやすく説明していきます。
「くっつける」という言葉の意味
漢字では「くっ付ける」と表記する「くっつける」という言葉は、別々にある2つの物をまとめてひとつにしたり、ひとつに見えるように重ねる様子などを表し、一方では俗語として、「カップル同士ではない男女の関係をまとめる」さまや「恋人関係にする」様子などを示す文言として用いられています。
「くっつける」という言葉の1つ目の意味は、「複数の物同士をぴったり重ねる」です。
2つ目は「関連させる」や「関係を持たせる」などという意味合いで使われています。
「くっつける」の類語や言い換え
「くっつける」という言葉の類語や言い換えは以下の通りです。
・『接合(せつごう)する』
「複数の物同士をつなぎ合わせる」さまや「別々の物をくっつけてつなぐ」様子などを表し、生物学においては「細胞同士が融合する」状態を指して用いられる表現になります。
・『一つにする』
異なる性質や特徴などを持つ複数の物同士をまとめる際に使われる言葉で、「気持ちや意見などまとめ上げる」さまや「バラバラだった物を一箇所に集める」様子などを表す表現です。
・『合わせる』
「併せる」という漢字表記も同様の意味を持ち、「二つ以上のものをまとめて一つにする」さまや「気持ちや意見などをまとめる」様子などを示す文言になります。
・『結ばれる』
本来であれば別々の物をひとつにしたり、関係のなかった両者が新たに関係を築いたりする際に用いられる言葉で、「人とのつながりができる」さまや「結婚する」などを表す文言です。
「くっつける」の類義語
「くっつける」の類義語は以下の通りになります。
・『つなぐ』
元々は「ひもや綱などで物を結んで離れないようにする」状態を表し、転じて「離れているものを一つに結ぶ」さまや「他人の気持ちや感情などを結び付ける」様子などを示す際に使われています。
・『肩を寄せ合う』
元々は「お互いの肩を近づけ合う」という意味合いで用いられていた言葉で、「親密な関係を結ぶ」さまや「お互いに協力し合う関係」などを表す表現になります。
・『へばりつく』
「べったりとはりつく」さまや「離れないようにぴったり身体を寄せる」様子などを表し、ある物のそばから離れずにずっと一緒にいる状態を指して使われる文言です。
・『ひっつく』
ぴったりとくっついて離れなくなる状態を示す言葉で、「ひとりの相手と親密な関係になる」さまや「他人に付いて回る」様子などを表す表現になります。
まとめ
今回は「くっつける」という言葉について紹介しました。
「くっつける」という言葉の本来の意味や類語などをよく理解して、日常的に使いこなせるようにしましょう。