この記事では、「諦めない力」の意味や類語などを分かりやすく説明していきます。
「諦めない力」の意味
「諦めない力」は「あきらめないちから」と読みます。
意味は「困難な出来事に対して、すぐに投げ出さず最後までやり遂げようと努める能力のこと」です。
困った時や問題が発生した時に、無理そうだからとすぐに放棄せず、何とかならないか、時間をかければできるのではないかなど、あらゆる可能性を考えて実行する能力を表します。
就職活動の自己PRに使われることが多い表現です。
「諦めない力」の言い換え
「諦めない力」は、日常で以下の様に言い換えられます。
1つ目は「往生際(おうじょうぎわ)が悪い」で「窮地に追いやられて明らかに負けが決まっても、なお未練を持って悪あがきする様子」という意味です。
2つ目は「ど根性」で「決してへこたれない不屈の精神」という意味で、「ど」は意味を強める接頭辞です。
3つ目は「負けず嫌い」で「他人に負けることを嫌う勝気な性質のこと」という意味です。
4つ目は「ネバーギブアップ」で、英語の「never give up」が日本語化した言葉で、「決して諦めない」になります。
「諦めない力」のビジネスでの言い換え
「諦めない力」のビジネスでの言い換えは以下の通りです。
・『粘り強い力』
「粘り強い」の「粘り」は動詞「粘る」の連用形で、五穀のひとつである「黍(きび)」を蒸してつくとねばねばすることを表しています。
「強い」は「程度が大きいこと」で、「非常にねばねばする」という意味から「しがみついて離れない」「諦めない」という意味の慣用表現として使われる様になりました。
・『忍耐力がある』
「忍耐」は「苦痛などをじっとこらえること」という意味で、我慢強いことを表しています。
・『不退転(ふたいてん)』
「不退転」は「信念を持ち何事にも屈しないこと」という意味で、自己PRに使われます。
「諦めない力」を使った例文
「諦めない力」を使った例文は以下の通りです。
・『私の長所は諦めない力があることです』
就活の面接で、仕事に対する熱意があることをアピールする表現です。
・『彼は諦めない力を発揮して徹夜でやり遂げた』
ボリュームが多い仕事などを、時間をかけて最後までやり遂げたことを表しています。
・『諦めない力を活かして研究に励む』
何度も失敗を繰り返しながらもへこたれず、地味な研究職を続けている様子を表しています。
まとめ
今回は「諦めない力」について紹介しました。
「諦めない力」の意味や類語を理解して、日常で使いこなせる様にしましょう。