この記事では、「考える力」と「思考力」の違いを分かりやすく説明していきます。
「考える力」とは?
教育現場でも取り上げられる機会が多い、考える力。
そもそも「考えること」は、知的に思うことをいいます。
また目の前にある事柄を見つめるだけでなく、工夫しながら問題を解決していく力をいいます。
つまり自分の経験や、教科書や学校で学んできた知識をいっぱい使って、目の前の問題と向き合う力をあらわします。
色々ある方法の中から、ベストな方法を取り出して、解決に導いていくスキルをいいます。
「思考力」とは?
思考力とは、今を生き抜くためのスキルのひとつです。
大学入試でとくに問われている力で、筋道を立てながら複数の課題と向き合う力をあらわします。
自分の固定概念をいったん置いて、多角的に問題を考えていく力をいいます。
判断力とも表現でき、過去のデータを正しく読んで、状況を判断していく力をあらわしています。
思考力があると周りの人と助け合いながら、課題を克服することができるようになります。
学校を卒業した後も、ビジネスマンとして持っておきたいスキルが思考力といえるでしょう。
「考える力」と「思考力」の違い
「考える力」と「思考力」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも同じように、現代において大切なスキルといわれています。
思考力の「思考」には、周りの出来事に対して臨機応変に対応していく力という側面もあります。
「考える力」に比べると多角的に物事と向き合っていくのが「思考力」といえるでしょう。
「考える力」の例文
・『考える力を身につけるために、簡単なゲームをおこないます』
・『色々な本を読んで、考える力を養っていきましょう』
「思考力」の例文
・『ロジカルシンキングを通して、思考力を鍛えていきましょう』
・『思考力が高いあの人は、いつでも冷静です』
まとめ
「考える力」と「思考力」についてお知らせしました。
適した表現を知って、言葉の達人を目指していきましょう。