「更新」と「改訂」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「更新」と「改訂」の違いとは?言い換え

この記事では、「更新」「改訂」の違いを分かりやすく説明していきます。

「更新」とは?

更新とは、新しく改めることや改まることをいいます。

データなど情報を最新のものに置き換える時にも用いられます。

また、更新はそれまでの記録を上回ることを指す場合もあります。

「日本記録を更新する」といったりします。

それから期間が満了した契約や免許において、一定の手続きを経てその効力を継続させることを表すこともあります。

「免許を更新する」とか「賃貸契約を更新する」といったりします。

「改訂」とは?

改訂とは、書物など文章の内容を改めて正すことをいいます。

図面などに用いられることもあります。

改訂の「訂」は、文章を直すことを表しています。

古代の中国では竹に文字を書いていました。

文字を間違えた時には竹を削って修正していたのです。

「訂」は竹を平らにすることを表しており、それが文字や言葉の間違いを正すことにつながります。

改訂は書物など著作物に用いられます。

既に発売している書籍の内容を訂正したり、追加したりして再発行したものを改訂版と呼んでいます。

「更新」と「改訂」の違い

更新は新しく改めることをいいます。

改訂も改めることを表す言葉ですが、書物に限定して用いられます。

改訂には誤りを正すといったニュアンスが含まれています。

「更新」の例文

・『陸上の棒高跳びで、世界記録が更新されました』
・『明日は運転免許の更新に行こうと考えています』
・『会社のホームページは定期的に更新しています』

「改訂」の例文

・『この辞書は10年ぶりに改訂が行われました』
・『この本の改訂版はオリジナルよりも大幅に加筆されています』
・『ロングセラーとなったこの小説は何度も改訂されてきました』

まとめ

更新は新しく改めることや改まることです。

更新も新しく改めることですが、書物など文章に用いられます。

更新の方が幅広く用いられています。