ものをしっかりと保つことを表す言葉には「確保」や「維持」があります。
この記事では、「確保」と「維持」の違いを分かりやすく説明していきます。
「確保」とは?
「確保」とは物事や物体などを確実に手に入れることを表す言葉です。
「確保」はこれ以外にも人をしっかりと捕まえて動けなくすることを表す時にも使います。
さらに「確保」は登山において他の人をロープで転落させないようにする時にも使うことが可能です。
「犯人確保」は事件などで犯人をしっかり捕まえて自由に行動させないことを表す言葉です。
「維持」とは?
「維持」とは物事の状態をそのままで保つことや持続させることを表す言葉です。
「維持」は英語で“maintain”であり、名詞である「メンテナンス」は色々な場面で使われています。
「維持費」は物事の管理やサービスの維持に必要な金額や経費を表す言葉であり、こちらは車などが有名です。
「維持」の類義語には「保持」がありますが、こちらは保ち続けるという意味で使います。
「維持」の類義語にはこれ以外にも「持続」があります。
「確保」と「維持」の違い
「確保」は物事や物体などを確実に手に入れることや捕まえて自由に行動させないことを表す言葉です。
「維持」は物事の状態をそのまま保つことを表す言葉であり、カタカナ語である「メンテナンス」や「キープ」は色々な場面で使われています。
「確保」の例文
・『犯人確保の報道が流れたのでようやく一安心できます』
・『限定グッズは必ず確保する予定なので、しっかりと販売店を調べました』
「維持」の例文
・『現状維持をモットーにしているので、仕事はほどほどに頑張るタイプです』
・『車の維持費がこんなに掛かるとは予想外でした』
まとめ
「確保」は必ず手に入れることや捕まえて動けなくすることを表す言葉です。
「維持」は物事の状態をそのまま保つことを表す言葉であり、仕事の場面でもよく使われています。