この記事では、「卵焼き」と「目玉焼き」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「卵焼き」とは?
白身と黄身をしっかり混ぜ合わせて、専用の焼き器に注ぎ入れて焼くのが卵焼き」【たまごやき】です。
長方形の卵焼き器に薄く注いだ後、ほどよく焼けたら箸で手前にくるっと何度か巻いて寄せておきます。
その動作を5,6回繰り返して厚みがある「卵焼き」にして、最後は箸で押さえながら長方形にするのです。
東京や神奈川では砂糖を入れて甘く焼き、大阪を中心とする地域ではダシを入れて焼きます。
「目玉焼き」とは?
油をしいたフライパンの上で殻を割り、卵を焼いたものを「目玉焼き」【めだまやき】といいます。
黄身と白身を混ぜ合わせずにそのまま焼いた卵料理であり、白身と黄色の2色がはっきり出るように調理する料理です。
焼き加減は黄身がとろっとした状態で仕上げるか、しっかり焼く違いで調理時間が変ってきます。
フライパンに卵を入れて焼くときはスプーン2杯の水を入れて蓋をすると美味しく焼きあがるコツです。
「卵焼き」と「目玉焼き」の違い
ここでは「卵焼き」と「目玉焼き」の違いを、分かりやすく解説します。
黄身と白身を混ぜて、砂糖を入れてから長方形に焼くのが「卵焼き」です。
厚みをもたせて焼くのがコツで、仕上げに醤油をかけるのもまたおつな食べ方になります。
水分をしっかり飛ばして焼けばお弁当のおかずになり、学生にも最適です。
しらすやほうれん草、乾燥海老といった食材を入れて焼くのも彩が良い「卵焼き」になります。
もう一方の「目玉焼き」はあえて白身と黄身を混ぜずにフライパンで焼く料理です。
黄身は焼く時間によりやわらかさを調整して、仕上げに胡椒やソースをかけて食べます。
まとめ
少し手間をかけるのが「卵焼き」で、ほとんど手を加えず焼いて仕上げるのが「目玉焼き」です。
味にも違いがありますので、作って比較するのも良い学びとなるでしょう。