この記事では、「やんちゃ」と「わんぱく」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「やんちゃ」とは?
いたずらばかりして親を困らせる子供を「やんちゃ」といいます。
何度注意しても言うことを聞かないので、手を焼かせて親を困らせるのです。
ただ、とても元気が良いのでみなを明るい気持ちにさせる中心人物にはなります。
使い方としては、「やんちゃ盛り」と親を心配させるほど活発的な時期であると伝わるのです。
とくに、いたずらばかりする男の子に対してよく使われています。
「わんぱく」とは?
注意されても暴れる行動を見せるのが「わんぱく」です。
いくら静かにしろと注意しても言うことを聞かず、逆に反抗的な態度を取って困らせます。
このような子供は相手が大人であっても食ってかかり、ときに暴力的な態度を取るのです。
また、無理なことを言って我侭な行動を見せるので、親を翻弄させてしまいます。
ときに「わんぱくな亭主」といって、まるで子供のように言うことを聞かずに困らせるのです。
「やんちゃ」と「わんぱく」の違い
ここでは「やんちゃ」と「わんぱく」の違いを、分かりやすく解説します。
いたずらが好きで、周囲を動揺させる活発的な子供を「やんちゃ」と言います。
とくに、親の言うことを素直に聞き入れない男の子供に対して使うのです。
「やんちゃ坊主」といった言い方して、困った遊びする者であると使います。
もう一方の「わんぱく」は暴力的な行動に走り、周囲を疲れさせる子供を指すところが違う点です。
また、我侭な態度を見せる大人に対しても使われています。
「やんちゃ」の例文
・『子供の頃から親を泣かす兄は30歳になってもやんちゃだ』
・『やんちゃな子供は注意しても反抗的な態度を取る』
「わんぱく」の例文
・『意見が通らないと家族を困らせるわんぱくな子供に翻弄される』
・『末っ子は近所でも有名なわんぱく小僧で、年上の子供も恐れる』
まとめ
人から見ると厄介な子供に対してよく使われています。
ただ、使い方に違いがありますので、どのようなタイプの子供に使うかに焦点を当てて、使いこなしてみるといいでしょう。