「逆襲」と「反撃」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「逆襲」と「反撃」の違いとは?言い換え

この記事では、「逆襲」「反撃」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「逆襲」とは?

自分の陣地を守っていた者たちが、逆に敵陣を攻めて襲うことを「逆襲」【ぎゃくしゅう】といいます。

反論といった意味も含む行動を指すように、大国に自分たちの根気と強さを見せ付けるためにも小さい国が襲うのです。

このように、力が弱いため強い者に立ち向かえなかった側が我慢していた気持ちが弾けて、恨みを晴らすため襲って倒そうと考えます。

「反撃」とは?

こちらに向かって攻めて来る者に怖気ずくことなく、反対に立ち向かう行動を「反撃」【はんげき】といいます。

例えば、攻められていた立場の人でしたが、相手が怯んだ隙を見て攻撃を仕掛けるのです。

例えば、酷く打ちのめされていたボクサーでも、敵が疲れたのを見計らって一気にパンチした後に倒します。

使い方としては、「最後は反撃に転じる」と攻め返して相手を負かすのです。

「逆襲」と「反撃」の違い

ここでは「逆襲」「反撃」の違いを、分かりやすく解説します。

裏切られたり、酷いことをされ続けていた者がもう我慢の限界を感じたとき、反論する気持ちを込めて襲う行動を「反撃」といいます。

「俺たちの逆襲」といえば、今まで虐げられてきた人が怒りをぶつけるため襲撃するのです。

もう一方の「反撃」は攻撃を受けて弱り、勝てそうにない人でしたが、相手の動きが鈍っているときを見計らっては襲い、倒そうとする行動を指します。

この2つの大きな違いは、今まで抑えていた恨みをぶつける意味でも襲撃するのが「逆襲」で、敵に負けずと反対に襲うことを「反撃」というのです。

「逆襲」の例文

・『過酷な作業させる工場長に逆襲するため工員が集まった』
・『負けていた選手たちは逆襲するため一ヶ所に集まった』

「反撃」の例文

・『多くの住民を呼び集めて反撃する方法を伝えた』
・『秘書の反撃に遭った政治家は逃げ出した』

まとめ

敵に立ち向かって行く行動を指しますが、なぜそういった行動するかに着目してみると使い方が分かってくるでしょう。