「チラシ」と「雑がみ」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「チラシ」と「雑がみ」の違いとは?言い換え

この記事では、「チラシ」「雑がみ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「チラシ」とは?

「チラシ」「散らし」が元となっている言葉です。

風に散っていく桜の花のように、多くの場所にまかれるもの、配られる紙をあらわします。

販促やキャンペーン、イベントのお知らせに使われていて、多くのお客さんに店舗やイベント会場に足を運んでほしい時に使われています。

目に留まりやすいよう、カラフルな文字やイラストそして文字が装飾された、ポップで華やかなデザインが多いです。

お客様を集めるものが、チラシといえるでしょう。

「雑がみ」とは?

ゴミの分別でよく見かけるのが「雑がみ」です。

リサイクルのお知らせに使われていて、資源ごみの日に出せる紙類をいいます。

自治体によって分別の中身は変わってきますが、一般的にはティッシュの箱、紙の袋、封筒やノート、名刺をいいます。

これらは燃やすごみとは異なる紙なので、決められた日に回収されます。

専門の業者がリサイクル工場に持っていき、古紙として新たに生まれ変わっています。

「チラシ」と「雑がみ」の違い

「チラシ」「雑がみ」の違いを、分かりやすく解説します。

チラシも雑がみも「紙」をあらわします。

間違えやすい表現ですが、フライヤーや案内状といえるのがチラシ、紙ごみといえるのが雑がみです。

チラシはスーパーマーケットや美容院、クリーニング店、住宅販売場が広告のために配っている無料の紙をいいます。

一方で雑がみは、リサイクル可能な紙のごみをいいます。

一部の自治体ではチラシやダイレクトメールを「雑がみ」に含んでいるので、雑がみのグループの中にチラシが含まれることも。

違いを覚えておきましょう。

「チラシ」の例文

・『次回のセミナー用の、チラシを作成してください』
・『こちらのチラシをご持参いただくと、粗品を贈呈します』

「雑がみ」の例文

・『雑がみは、資源ごみの日にお出しください』
・『各地で集めた雑がみが、リサイクル工場に運ばれてきました』

まとめ

「チラシ」「雑がみ」の違いを解説しました。

正しい差を学んで、言葉の達人を目指していきましょう。