「ついで」と「続いて」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「ついで」と「続いて」の違いとは?言い換え

この記事では、「ついで」「続いて」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ついで」とは?

ある事柄に続いて、もう一つの事柄が起こることを意味する言葉です。

また、「次いで」は、2番目以降に発生することを意味するので、順序や順位を示す際にも使用されます。

「続いて」とは?

ある事柄に続き、もう一つ別の事柄が起こることを意味する言葉です。

「続いて」は、前の事柄と後の事柄の間に時間的なつながりがあることも表現します。

また、「続いて」は、物事が連続していることを意味するので、同じ状態や動作が継続する際にも使用されます。

「ついで」と「続いて」の違い

「ついで」「続いて」の違いを、分かりやすく解説します。

「ついで」「続いて」は、どちらもある事柄に続いてもう一つの事柄が起こることを表現する言葉ですが、ニュアンスや使い方に違いがあります。

「ついで」は、ある事柄が主で、それに付随して別の事柄が起こることを表現する際に使用する言葉です。

その一方で、「続いて」は、ある事柄が終わった後に、次の事柄が起こることを表現する際に使用する言葉です。

つまり、「ついで」は主と付随の関係を意味し、「続いて」は前後の関係を表す言葉だと言えます。

どちらも連続して事が実施されるという意味では同じですが、使用する場面によって使い分ける必要があると考えられます。

「ついで」の例文

・『彼は出張のついでに、観光することにした』
・『ラスベガスに行ったついでに、カジノにも行くことにした』

「続いて」の例文

・『まずは、政治に関する話題から話します。続いて、経済に関する話題です』
・『彼女に続いて、彼も走り出した』

まとめ

「ついで」「続いて」は、どちらもある事柄に続き、もう一つの事柄が起こることを表現する言葉ですが、ニュアンスや使い方が異なります。

「ついで」は、前の事柄と後の事柄に関連性がある場合に使用する言葉です。

その一方で、「続いて」は、前の事柄と後の事柄に関連性がなくても使用する言葉です。

それぞれの言葉を正しく使い分けられるように注意しましょう。