この記事では、「雪」の意味や類語などを分かりやすく説明していきます。
「雪」の意味
「雪」は「ゆき」と英語表記します。
「雪」は、「雲中の氷晶が成長して生じた、白色、あるいは不透明の結晶が降ってくるもの」という意味があります。
雲の中で、水蒸気が昇華して、氷の結晶として成長したものが降ってくるものや、降り終わったもののことを指す言葉になります。
「雪」の類語や言い換え
・『氷雨』
「氷雨」は「ひさめ」と読みます。
「氷雨」は、「雹や霰のこと」という意味があります。
また、「雹」や「霰」は、「雪」の中でも、氷の粒という印象が強い物を指す言葉となります。
そのため、「氷雨」は、「雪」が降った時、氷の粒のようだと感じた場合に使う言葉となります。
・『雹』
「雹」は「ひょう」と読みます。
「雹」は、「積乱雲から振ることが多い、直径5mm以上の氷の粒やかたまりのこと」という意味があります。
このように「雹」は大きな氷の粒が降ってくる気象現象を指し、農作物などに被害を与えることが多くなります。
小さな氷の粒が降る場合は「雹」ではなく「霰」と呼ばれます。
・『霰』
「霰」は「あられ」と読みます。
「霰」は、「雪の中で、雪に微小な水滴が凍り付き、白色の小さな粒となり降る物のこと」という意味があります。
このように「霰」は、「雪」の一種で、中でも小さな粒として降ってくるもののことを指す言葉になります。
氷の粒が大きなものは「雹」と呼ばれることになります。
「雪」の類義語
・『氷雨』
「降雪」は「こうせつ」と読みます。
「降雪」は「雪が降ること」という意味があります。
また「降り積もった雪」という意味があります。
天気予報で雪が降る量について話すときに使われる言葉で、「予想積雪量は1m」などという文章になります。
・『雨』
「雨」は「あめ」と読みます。
「雨」は、「大気中の水蒸気が冷えて雲ができた後で、蜘蛛の中で大きくなった水滴が地上に落ちてくる現象のこと」という意味があります。
また、落ちて来た水滴を「雨」と呼びます。
・『霙』
「霙」は「みぞれ」と読みます。
「霙」は、「雪が空中で溶けかかり、雨と混じって降る物のこと」という意味があります。
「霙」は雪の一種ですが、溶けかかっていて、雨と混じっているように見える物を指す言葉になります。
まとめ
今回は「雪」について紹介しました。
「雪」の意味や類語を理解して、使いこなせるようにしましょう。