「やばい」と「すごい」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「やばい」と「すごい」の違いとは?言い換え

この記事では、「やばい」「すごい」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「やばい」とは?

目の前で起きた物事の程度が著しく甚だしいという意味で使うのが「やばい」です。

例えば、大型車同士がぶつかった状況を見て恐ろしいと思う気持ちを込めて「やばい」と言います。

また、自転車に轢かれそうになったり、乗りたい電車が行ってしまって慌てる状況でも使われている言葉です。

反対に、「驚くほど美味しい」、今までに見たこともない美しい夕日を見たときの感動を伝えられます。

「すごい」とは?

程度が上回る様子を見た人が、驚く感情を表すのが「すごい」です。

例えば、波が3mも打ち付けるとき「すごい高波が港町を襲った」と驚きます。

また、「すごい気持ち悪い」といえば、釣った魚の色や形が触りたくないほど気持ち悪いと伝えるのです。

また、「すごい兎だ」と、いかに他の個体よりも元気だと伝えられます。

このように、少し過大とも言えるほどの感情を表すときに使われている言葉になるのです。

「やばい」と「すごい」の違い

ここでは「やばい」「すごい」の違いを、分かりやすく解説します。

恐ろしいほど怖いと思ったときや、通常ではありえないと感じる速さで走り抜ける乗り物を見て伝える気持ちを「やばい」といいます。

反対に、好きなものを見かけたり、美味しい料理を食べたとき「やばい、やばい」と連呼して、自分の気持ちを過大に表すのです。

もう一方の「すごい」は驚くほど大きなものであったり、普通では作れない作品や食材を見たときの感動を表します。

「やばい」は砕けた表現であり、「すごい」は公的な場面でも使われている言葉です。

「やばい」の例文

・『やばい、急がないと旅館の玄関が閉まる時間になる』
・『このお団子は美味し過ぎてやばいから20本買う』

「すごい」の例文

・『部屋中を駆け回るすごい元気なイタチを見て驚いた』
・『すごい大きな瓜を見た子供が嬉しそうに抱き上げた』

まとめ

似たように使う言葉ではありますが、「やばい」の方が怖い感情を伝えるとき使われています。

どのような場面で使うかに注目して、使いこなしてみましょう。