この記事では、「やりがい」と「充足感」の違いを分かりやすく説明していきます。
「やりがい」とは?
「やりがい」は「遣り甲斐」と漢字表記します。
「やりがい」は、「そのことをするだけの価値と、それにともなう気持ちの張り」という意味があります。
何かをするとき、その価値があると感じるとき、「やりがい」という言葉を使うことができます。
「大変だけれど、やりがいのある仕事」などという文章にすることができます。
「充足感」とは?
「充足感」は「じゅうそくかん」と読みます。
「充足感」は、「十分に補い満たすこと」という意味があります。
また「満ち足りること」という意味があります。
何かをするときに、満ち足りていると感じるようなとき、「充足感を覚える」などという文章にすることができます。
「やりがい」と「充足感」の違い
「やりがい」と「充足感」の違いを、分かりやすく解説します。
「やりがい」は、「そのことをするだけの価値と、それにともなう気持ちの張り」という意味があります。
一方で、「充足感」は、「十分に補い満たすこと」、「満ち足りること」という意味があります。
このように「やりがい」は「張り合いがある様子」を意味する言葉なのに対して、「充足感」は「満足する様子」を意味するという違いがあります。
何かをするときに、より張り合いがあると感じるような場面で「やりがい」という言葉を使い、より満足できると感じるような場面では「充足感」という言葉を使うようにしましょう。
「やりがい」の例文
・『子育ては、やりがいがある』
・『彼との旅行の準備は、やりがいがない』
「充足感」の例文
・『勉強を通じて、充足感を覚える』
・『山頂に立ち、充足感を覚えた』
まとめ
「やりがい」と「充足感」という2つの言葉の違いについてみてきました。
2つの言葉には大きな意味の違いがあることが分かりました。
2つの言葉の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるようになりそうです。