「激しい」と「烈しい」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「激しい」と「烈しい」の違いとは?言い換え

この記事では、「激しい」「烈しい」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「激しい」とは?

普通よりも水の流れが早い状況を「激しい」【はげしい】といいます。

使い方としては、「川の流れが激しい」といえば、船を出すには流されてしまう危険性が高いか伝えられるのです。

また、「激しい踊りを見せる」とまた凄い動きを繰り広げては人々を驚かせるという意味でも使われています。

このように、行動や動きといったものを表すのです。

「烈しい」とは?

とても勢いがあり、強いことを「烈しい」【はげしい】といいます。

例えば、周りよりしっかり目的を果たそうとして「やってやろう」と思う意気込みに溢れ、力を持って行動する人の様を指すのです。

使い方としては、「烈しい地元住民からの反対運動に負けた」といかに動きが力強いので阻止ができないという状況で使われています。

このように、相手の意見に強く反対する人々の猛烈な抗議を表す言葉なのです。

「激しい」と「烈しい」の違い

ここでは「激しい」「烈しい」の違いを、分かりやすく解説します。

元々は流れが尋常ではない川の流れを表すのが「激しい」です。

このような意味から「激しい人の流れ」といって、みな足早に右左と人波が動いているか伝えます。

また、「激しい戦闘」といえばいかに決着がつかない状況であるか伝える際にも使うのです。

もう一方の「烈しい」はたいへん勢いがあり、とても強い様子を伝えます。

形容詞として使われていて、とても頻度が多い状況を表すのです。

「激しい」の例文

・『激しい骨肉の争いで関係が悪化する家族に密着した』
・『激しい渋滞にはまり、車内は気まずい空気が漂う』

「烈しい」の例文

・『烈しい動機と頭痛で朝から起き上れず、夜まで寝た』
・『工場を建設すると住民に伝えると烈しい抗議に遭う』

まとめ

「はげしい」と読みますが意味に違いがあり、使い方も変ってきます。

どういった使い方するか学び、使い分けてみるのもいい勉強方法になるでしょう。