この記事では、「激しく同意」と「完全に同意」の違いを分かりやすく説明していきます。
「激しく同意」とは?
「激しく同意」とはとても強く賛成している、同じ気持ちや考えだという意味です。
元々は匿名掲示板の2ちゃんねるで生まれたネットスラングであり、それが若者言葉として使われるようになりました。
そのため日本語として正しい形の言葉ではありません。
強く賛同する言葉としてネット上でも現実でも使われますが、若者言葉であることと日本語としては本来間違っている表現なので、ビジネスシーンやフォーマルな場面では不適です。
「完全に同意」とは?
「完全に同意」とは相手の発言や意見に対して異なる部分が全くないほど同じ気持ちや考えだという意味です。
全てにおいて賛成しているという意味であり、相手に賛同する意味を持つ言葉としては一番度合いの高い表現になります。
公的な場面でここまで強く断言することはそうありませんが、言葉遣いとしてはフォーマルな場面でも問題なく使える言葉です。
「激しく同意」と「完全に同意」の違い
「激しく同意」と「完全に同意」の違いを、分かりやすく解説します。
とても強い賛同を表す言葉が「激しく同意」で、全てにおいて賛同していることを表す言葉が「完全に同意」です。
相手の意見に賛同する言葉としては「激しく同意」よりも「完全に同意」の方が上位の表現となります。
また「激しく同意」は若者言葉であり正式な場面では使えませんが、「完全に同意」は正式な場面でも問題なく使える言葉というのも両者の違いです。
「激しく同意」の例文
・『相手の愚痴に激しく同意し共感を示す』
・『手を出す方が悪いという意見には激しく同意』
「完全に同意」の例文
・『子供の安全が一番大事という点は完全に同意せざるを得ない』
・『政治家の発言について完全に同意する支持者』
まとめ
「激しく同意」も強く賛同する言葉ではありますが、意味的には「完全に同意」の方が賛同の度合いが高い言葉となります。
また「激しく同意」はビジネスシーンなどのちゃんとした場面では使うべきではなく、「完全に同意」はちゃんとした場面で使っても問題ないという点も覚えておきましょう。