「メリハリ」と「抑揚」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「メリハリ」と「抑揚」の違いとは?言い換え

この記事では、「メリハリ」「抑揚」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「メリハリ」とは?

動きや話し方に弱さと強さを取り入れることを「メリハリ」といいます。

例えば、悲しいときは手の動きを弱く、小さめに動かし、楽しいときは思い切り手足を動かして元気な気持ちを表すのです。

この「メリハリ」とも言える強弱を取り入れることで感情の動きを見る人に感じてもらえるので、飽きさせません。

また、「色のメリハリを付ける」なら、濃い薄さを取り入れた魅惑的な服や絵画にするのです。

「抑揚」とは?

本を読んだり、会話するとき声に強弱を取り入れるとより聞く側に気持ちを伝えられるのが「抑揚」【よくよう】です。

怒りを表すときは言葉を強めたり、人に聞かれてはまずい話するとき声の音程を考えます。

また、強弱を取り入れて変化させた声で話すことを「抑揚がある話し方」と言うのです。

このように、人前で文章を読むときはとくに音声を高くしたり、低くして集まった人の心に訴える話し方を取り入れます。

「メリハリ」と「抑揚」の違い

ここでは「メリハリ」「抑揚」の違いを、分かりやすく解説します。

強弱を取り入れた動きや話し方を「メリハリ」といいます。

減り張りと書く日本特有の話し方であり、声や動きを緩めたり、力を入れて表現するのです。

ときに音を低くしたり、強く出すを繰り返せば聞く人を飽きさせず、より感動させます。

もう一方の「抑揚」は話し方に取り入れられる強弱を指し、低く話したり、高い声で話すとより相手に感情が伝わりやすくなるのです。

「メリハリ」の例文

・『日常生活にメリハリをつけると単調な日々から抜け出せる』
・『縁と中心部分に違う色でメリハリをつけると唇は可愛く見える』

「抑揚」の例文

・『会議でプレゼンするときは抑揚でうまく表現を取り入れる』
・『上司は部下を惹き付けて、心に訴える抑揚の話し方する』

まとめ

同じ意味で使われている場合もありますが、行動の際に使うか、話し方に取り入れるかに違いがあります。

どのような使い方するかに目を向けてみるといいでしょう。