この記事では、「ぐちゃぐちゃ」と「滅茶苦茶」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ぐちゃぐちゃ」とは?
「ぐちゃぐちゃ」は、物事が混乱してしまっている状態をさしたり、しつこく言う様子をあらわしたり、柔らかくなって形が崩れてしまっている様子をさす言葉です。
つぶれたり柔らかくなったりして見た目が綺麗ではない状態を「ぐちゃぐちゃ」と表現することが多いですが、他にも資料などが山積みで整理されていない状態を「ぐちゃぐちゃ」と表現したり、「ぐちゃぐちゃと文句を言う」というような表現もあります。
ビジネスシーンではあまり使われていません。
「滅茶苦茶」とは?
「滅茶苦茶」は、度を超した行動のことや、筋道が通っていないこと、前後を考えることなく行動することなどを意味しています。
度を越していてめちゃめちゃだという時に使われています。
ビジネスシーンでも使われることがある言葉です。
「ぐちゃぐちゃ」と「滅茶苦茶」の違い
「ぐちゃぐちゃ」と「滅茶苦茶」の違いを、分かりやすく解説します。
「ぐちゃぐちゃ」は混乱している状態や、崩れてしまって綺麗ではない状態などを意味していて、「滅茶苦茶」は度を超えている、筋道が通っていないということを意味しているので異なるものです。
「ぐちゃぐちゃ」の例文
・『大雨の影響で学校の校庭のグラウンドはぐちゃぐちゃになっている』
・『豆腐を混ぜてぐちゃぐちゃにしてから料理に使う』
「滅茶苦茶」の例文
・『彼の言い訳は滅茶苦茶で信じられない』
・『私の生活は滅茶苦茶だ』
まとめ
「ぐちゃぐちゃ」と「滅茶苦茶」の違いをお伝えしました。
「ぐちゃぐちゃ」は、物事が混乱している状態、崩れて形がなくなっている汚い状態などをさしているのに対して、「滅茶苦茶」は筋が通っていない、度を超しているというような意味で使われていることが分かりました。
異なる意味なので理解して使い分けしてください。