この記事では、「エンパワーメント」と「デリゲーション」の違いを分かりやすく説明していきます。
「エンパワーメント」とは?
英語で「empowerment」と表記される言葉です。
権限委譲と訳されることが多いですが、それだけではなく、力や確信を与えることなどのような意味でも使用されます。
「エンパワーメント」は、基本的に組織内において、仕事の権限委譲を通じることによって、その担当者に力をつけてもらうことです。
そのために、相手への成長を促進するというニュアンスも含まれます。
「デリゲーション」とは?
英語で「delegation」と表記される言葉です。
日本語でも、そのままデリゲーションと呼ばれることが多いと言えます。
「デリゲーション」も、権限委譲と訳されることがありますが、「エンパワーメント」とは異なります。
また、「デリゲーション」は、成果を見ることを重視し、その成果に対する責任も担当者に委ねることが特徴的です。
「エンパワーメント」と「デリゲーション」の違い
「エンパワーメント」と「デリゲーション」の違いを、分かりやすく解説します。
エンパワーメントとデリゲーションは、共に、権限委譲を意味する言葉ですが、使用される場面やニュアンスの違いがあります。
「エンパワーメント」は、部下に自己決定の権限を与えることによって、自主性と責任感を育むことを表現する際に使用する言葉です。
その一方で、「デリゲーション」は、成果を見ることを重視し、その成果に対する責任も担当者に委ねることを表現する際に使用する言葉です。
相手の成長を促すために、すべてを任せるというニュアンスを感じられることでしょう。
「エンパワーメント」の例文
・『我々の組織では、エンパワーメントを発揮できるような環境づくりを目指している』
・『1人ひとりのエンパワーメントを高めることによって、企業としての価値を高めることが可能だ』
「デリゲーション」の例文
・『このレポートでは、あなたのデリゲーションを見せてください』
・『デリゲーションすることは、社内で日々実施されていることでしょう』
まとめ
「エンパワーメント」と「デリゲーション」は、重なる部分や似たような意味をもつ言葉ですが、使用されるケースや微妙なニュアンスの違いがあります。
それぞれ異なる場面で使用する言葉なので、正しく理解して使い分けるようにしましょう。