「ライバル」と「戦友」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「ライバル」と「戦友」の違いとは?言い換え

この記事では、「ライバル」「戦友」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「ライバル」とは?

己の才能と同等の能力を持ち、敵視する者を“rival”「ライバル」と呼びます。

同じ分野において才能を高め合うための相手を「良きライバル」と呼び、いかに恵まれた能力や技を参考にしては良い作品を作っていくのです。

「ライバル視する団体」といえば、同じ分野で活動する人達を敵視しつつ良い部分を吸収し、積極的に行動して生き残りを計ります。

このように、良い意味で競争する相手を指すのです。

「戦友」とは?

いざとなれば戦場で自分を守ってくれる友人を「戦友」【せんゆう】といいます。

同じ学校で肩を並べて一緒に戦術を学んだり、衣食住を共にして戦場でも協力して戦う人を「一生忘れない戦友」と呼ぶのです。

ときに「戦友」は命をかけて自分を守り、何でも話せる心から繋がった親友でもあります。

何十年経っても「戦友の死は忘れがたく、年老いても心に残る友人となるのです。

「ライバル」と「戦友」の違い

ここでは「ライバル」「戦友」の違いを、分かりやすく解説します。

同じ分野において、何とか勝ちたいと敵視して相手から良いところを学んで参考にしたり、吸収して工夫するといった意味で使われているのが「ライバル」です。

元々は小川を使う権利を奪い合うという意味のラテン語からきている言葉になります。

もう一方の「戦友」は、戦争が起きれば共に戦場で戦うと誓い合った友人を「戦友」と呼ぶわけです。

または、過去に戦場で戦って散った仲間を呼びます。

「ライバル」の例文

・『彼はライバルだが、日本人初の受賞に祝いの言葉を贈った』
・『ライバル視してくる妹は姉を越えるため偏差値の高い大学に入学した』

「戦友」の例文

・『悲しくなるので控えていた戦友の墓参りに行き、線香を手向けた』
・『戦友の亡骸を目にした途端、抑えていた感情が一気に噴出した』

まとめ

どちらも良い意味で使われていますが、「ライバル」には敵視する者も含まれています。

過去の資料や体験者の語りから言葉の意味を学び、比較してみるのもいい学びの方法となるでしょう。