この記事では、「場所」と「個所」の違いを分かりやすく説明していきます。
「場所」とは?
「場所」は「ばしょ」と読みます。
「場所」は、「何かが存在したり、行われたりするところ」また「ある広がりを持った土地」という意味があります。
例えば、人が集まるところについて、「人が集まる場所」と表現できます。
また「場所」は「人がいるところ」という意味があります。
「個所」とは?
「個所」は「かしょ」と読みます。
「個所」は「箇所」と漢字表記することもあります。
「個所」は、「問題になっているその場所」という意味があります。
例えば、文章のおかしな点がある時、「文章のおかしな個所」などという表現ができます。
また「個所」は「数を表す漢語に付いて、特定の部分や場所の数を表す」という意味もあります。
「一個所」などと表記することになります。
「場所」と「個所」の違い
「場所」と「個所」の違いを、分かりやすく解説します。
「場所」は、「何かが存在したり、行われたりするところ」という意味があります。
一方で「個所」は、「問題になっているその場所」という意味があります。
このように、「場所」のなかの一つが「個所」で、問題になっている「場所」が、「個所」だと覚えておくといいのではないでしょうか。
さらに、「一個所」、「二個所」というように、漢数字の後に、つける言葉は「場所」ではなく「個所」だと覚えておくようにしましょう。
「場所」の例文
・『約束の場所に集まる』
・『学生に人気の場所に、出店する』
「個所」の例文
・『ミニ試験で、三個所も間違っていた』
・『故障している個所を修理する』
まとめ
「場所」と「個所」という2つの言葉の違いについてみてきました。
「場所」には、広い意味があり、「個所」は「場所」に含まれる言葉だということが分かりました。
2つの言葉の違いを知ることで、きちんと使い分けることができるのではないでしょうか。