「役に立つ」と「有用」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「役に立つ」と「有用」の違いとは?言い換え

この記事では、「役に立つ」「有用」の違いを分かりやすく説明していきます。

「役に立つ」とは?

役に立つとは、使って効果があることやその役目を果たすのに適していることをいいます。

「役」には受け持ちの任務や役目といった意味があります。

役に立つは、その役割を担うのに十分な能力があるといった意味で用いられることもあります。

「災害時の役に立つ」といった使い方をします。

「有用」とは?

有用とは、役に立つことやその様子のことをいいます。

「有用である」とか「有用な〇〇」といった使い方をします。

何かに対して役に立つことを有用性といったりもします。

薬の効き目などを評価する場合にも用いられます。

それから有用には、使い道があることという意味もあります。

「役に立つ」と「有用」の違い

役に立つも有用も、使って効果があることを表す言葉です。

同じ意味で使われていますが、役に立つはその役割を担うのに十分な能力があるといった意味でも用いられています。

また、有用は硬い表現なので、ビジネスシーンなどで使われることが多いです。

役に立つは幅広く用いられています。

「役に立つ」の例文

・『そのレシピ本は簡単にできるメニューばかりなので、忙しい人に役に立つと思います』
・『会社の役に立つことを目指していましたが、足を引っ張ってばかりいます』
・『そのナイフはアウトドアで何かと役に立つので持っておいてください』

「有用」の例文

・『彼女はこの会社にとって非常に有用な人材だと思います』
・『実施したアンケートからは有用性があるとは判断できませんでした』
・『SNSの有用な活用方法について模索しているところです』

まとめ

「役に立つ」「有用」も、使って効果があることをいいます。

また、「役に立つ」にはその役割を果たす十分な能力があるという意味もあります。

日常会話で使われることが多いのは「役に立つ」の方で、「有用」はビジネスシーンなどで用いられることが多いです。