この記事では、「兵庫」と「神戸」の違いを分かりやすく説明していきます。
「兵庫」とは?
「兵庫」【ひょうご】は近畿地方にある県、神戸市にある区や駅に使われている名称です。
「兵庫県」は近畿地方の南西部で鳥取県や岡山県などに隣接した県で、神戸市が県庁所在地になっています。
また、神戸市は9つの行政区で構成されており、その一つに「兵庫区」があります。
「兵庫区」は市の南部の沿岸部に位置し、兵庫運河や神戸市水の科学博物館などが知られます。
兵庫区内には「兵庫駅」があり、JR線が乗り入れています。
ちなみに現在の「兵庫」という地名は、早くから海運の拠点として栄え「兵庫の津(ひょうごのつ)」と呼ばれる港があったことに由来しています。
また「兵庫」という言葉自体は「武器を管理する倉庫」を意味しており「つわものぐら」とも読みます。
一般には「兵庫」といえば「兵庫県」を指すことが多いでしょう。
「神戸」とは?
「神戸」【こうべ】は兵庫県の南東部にある市、神戸市にある港、駅に使われている名称です。
「神戸市」は県南東部の大阪湾に面した市で、県庁所在地、政令指定都市に指定されています。
県や近畿地方の中心都市のひとつであり、国際的な観光都市、「神戸港」のある都市まちとしても知られます。
また、「神戸市」中央区にはJR線、阪神高速などが乗り入れる「神戸駅」や山陽新幹線が停車する「新神戸駅」があります。
なお、現在の「神戸」という地名は、市内にある生田神社に関わる「神戸(かんべ)」に由来しているといわれます。
一般には「神戸」といえば「神戸市」を指すことが多いでしょう。
「兵庫」と「神戸」の違い
「兵庫」と「神戸」の違いを分かりやすく解説します。
これらは、近畿地方にある地名や駅名などに使われている名称です。
近畿地方の南西部に「兵庫県」があり、その県庁所在地の「神戸市」に「兵庫区」が、その区内に「兵庫駅」があります。
また、「神戸市」は「兵庫県」の南東部に位置し、その市内に「神戸港」や「神戸駅」「新神戸駅」など「神戸」のつく名称がみられます。
どちらも地域の特徴にちなんでつけられた名称であり、「兵庫」は「兵庫津」に、「神戸」は生田神社の神戸(かんべ)に由来しています。
まとめ
「兵庫」と「神戸」は近畿地方にある地名です。
「兵庫」県の中に「神戸」市があり、「神戸」市の中に「兵庫」や「神戸」のつく駅名や地名などが点在しています。