この記事では、「お疲れ様です」と「ご苦労様です」の違いを分かりやすく説明していきます。
「お疲れ様です」とは?
「お疲れ様です」は、ビジネスシーンでよく使われている言葉です。
仕事終わりに使う挨拶の言葉でもあり、仕事の途中でも挨拶代わりに使われています。
メールや電話でも「お疲れ様です」を使います。
「お疲れ様です」には、感謝やねぎらいの意味があり、ビジネスシーン以外でも、友達同士や家族、近所の人などに対して使うことが多いです。
目上の人に対しても使える言葉ですが、より丁寧に伝えるなら「お疲れ様でございます」になります。
ビジネスシーンで使う場合、身内に対してだけ使われるものなので、社外の人には使わないのが基本です。
「ご苦労様です」とは?
「ご苦労様です」は、「お疲れ様です」と意味は同じです。
感謝とねぎらいの気持ちを伝えることができます。
ただし、注意しなければならないのは目上の人に対して使う言葉ではないという点です。
「ご苦労様です」は、目上の人が目下の人に対して言います。
「お疲れ様です」と「ご苦労様です」の違い
「お疲れ様です」と「ご苦労様です」の違いを、分かりやすく解説します。
「お疲れ様です」も「ご苦労様です」も身内に対して使われる言葉です。
そしてどちらも感謝やねぎらいの気持ちが込められています。
ただし、「ご苦労様です」は、目上の人に対して使われていません。
これが違いになります。
「お疲れ様です」の例文
・『お疲れ様です。お先に失礼します』
・『お仕事お疲れ様です』
「ご苦労様です」の例文
・『いつもご苦労様です』
・『早朝からご苦労様です』
まとめ
「お疲れ様です」と「ご苦労様です」の違いをお伝えしました。
「お疲れ様です」は、目上の人に対しても使うことができる言葉です。
「ご苦労様です」は、目上の人から目下の人には使うことができますが、目上の人に対して話す際は、避けた方が良い言葉です。