「きっちり」と「しっかり」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「きっちり」と「しっかり」の違いとは?言い換え

この記事では、「きっちり」「しっかり」の違いを分かりやすく説明していきます。

「きっちり」とは?

隙間やズレが全くないさまを意味する言葉です。

「時間や数量が丁度である」「ものごとを確実に実施する」「全く乱れず整っている」などのような意味で使用します。

また、「きっちり」という言葉は、ある基準や目標に対して、ぴったりと合致していることを強調する言葉だと言えるでしょう。

「しっかり」とは?

基礎が固く安定しているさまを意味する言葉です。

「堅実で信用できる」「気持ちを引き締める」「健全な意識がある」などのような意味で使用します。

また、「しっかり」という言葉は、ある状況や問題に対して、ゆるぎなく対処できることを強調する言葉だと言えるでしょう。

「きっちり」と「しっかり」の違い

「きっちり」「しっかり」の違いを、分かりやすく解説します。

「きっちり」は、隙間やズレがなく、ある状態に定められている様子を表現する際に使用する言葉です。

その一方で、「しっかり」は、堅実でゆるぎなく、信頼できる様子を表現する際に使用する言葉です。

つまり、「きっちり」「しっかり」は、どちらも何かが確かであることを意味する言葉ですが、「きっちり」は外的な状態に、「しっかり」は内的な態度に使用されることが多いと考えられます。

「きっちり」の例文

・『きっちり時間通りに開始しなければならない』
・『きちんと収納すれば、全ての荷物をきっちりと、このカバンに入れられるはずだ』

「しっかり」の例文

・『彼女はしっかり者なので、色んな人に頼られている』
・『どんな仕事もしっかりとこなすことによって信頼を得ることが可能だ』

まとめ

「きっちり」「しっかり」は、似たような意味をもつ言葉ですが、ニュアンスや使い方に違いがあります。

「きっちり」とは、細かいところまで気配りができることや、時間や量などがぴったり合うことを表現する言葉です。

その一方で、「しっかり」とは、確実で信頼できることや、しっかりとして動かないことを表現する言葉です。

それぞれの言葉を正しく使い分けられるように注意しましょう。