この記事では、「持っている」と「ある」の違いを分かりやすく説明していきます。
「持っている」とは?
「持っている」の「持つ」とは、身につけているものを示します。
バッグや傘、スマホなど、物の所有をあらわしています。
また「あの人は持っている人だ」というと、運がいい人という意味に変わります。
チャンスや幸運を身につけている、ラッキーな人という解釈になります。
物や運があること、兼ね備えている状況をあらわします。
「ある」とは?
「ある」は「有る」または「在る」と書きます。
存在していること、確かに数があることをいいます。
また「スケジュールがある」と使うと、「予定が入っている」という意味合いに。
空きがないこと、そこに確かに居ること、消えていないものを指します。
存在していることに使われています。
「持っている」と「ある」の違い
「持っている」と「ある」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらもプラスの意味合いがある表現です。
「持っている」はその人個人に限定した、言い回しです。
例えばスマホを持っている、新作シューズを持っている、また運やチャンスを持っているといい、その状況は個人に限定されて使われています。
一方で「ある」は誰が見ても明らかなことをいいます。
所有者を限定しない時に使われていて、例えば「テーブルの上にある青りんご」というと、机の上にある青りんごを指した表現です。
誰のものか限定しない時にも使いやすい、言い回しです。
「持っている」の例文
・『発売したばかりの、スマートウォッチを持っています』
・『持っているあの人は、宝くじを当てて絶好調だ』
「ある」の例文
・『予定があるか無いか、確認して連絡します』
・『そこにあるジュースを取ってください』
まとめ
「持っている」と「ある」の違いを解説しました。
「持っている」は物や運があること、「ある」は存在をあらわします。
「持っている」は個人の所有をいい、「ある」は個人を特定せずに使えます。
その差を学んで、コミュニケーションの達人を目指しましょう。