「真剣」と「本気」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「真剣」と「本気」の違いとは?言い換え

この記事では、「真剣」「本気」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「真剣」とは?

真面目に作業や練習に取り組む姿を「真剣」【しんけん】といいます。

「真剣な眼差しで練習に挑む」といかにぶれず、真正面から取り組む姿を見せるのです。

このような意味から、いい加減な考え方はせずやると決めたからには絶対にやり遂げると本気の気持ちを伝えます。

元々は武士が銅鉄からできた日本刀を「真剣」と呼び、この刀で勝負するという行為からきているのです。

「本気」とは?

遊んでいる気分などまったくなく、心のぶれもなく練習に取り組む気持ちを表すのが「本気」【ほんき】です。

一度決めたことは真面目に取り組み、良い結果を残そうとする選手は力を振絞り、気合を入れて試合に挑みます。

使い方としては「2人は本気で戦った」と最後まで気を緩めずに挑む気持ちを伝えるのです。

使い方としては、「好きな男性に本気の気持ちをぶつけた」と自分が結婚したいほど好意がある気持ちを伝えられます。

「真剣」と「本気」の違い

ここでは「真剣」「本気」の違いを、分かりやすく解説します。

遊び心など持たず、やるべきことを真面目に取り組むことを「真剣」といいます。

「真剣に話を聞く」と相手が伝える内容を聞き、紙に書いて後から見直しては参考にするのです。

それほど自分の興味を強く惹かれる事を見つけたとき、人は「真剣な気持ちになります。

もう一方の「本気」は気合を入れて挑む行為を指し、誰よりも良い結果を出そうと考えて取り掛かるのです。

「真剣」の例文

・『死刑囚は真剣な面持ちで10年前の惨殺事件について話す』
・『真剣な様子で弁護士と話す兄の様子から、重の重大さを感じる』

「本気」の例文

・『真面目に話を聞く部員から、大会を目指す本気の気持ちが伝わる』
・『本気で被災地を立て直そうとする市長の熱い気持ちが伝わる』

まとめ

簡単には挫折しない気持ちが感じられると思う場面で使いますが、また違った意味合いがあります。

どのような場面でどう使えばいいかに注目して使ってみましょう。