この記事では、「笑顔」と「微笑み」の違いを分かりやすく説明していきます。
「笑顔」とは?
笑顔の読み方は「えがお」です。
満面のスマイルをあらわし、白い歯が見えるくしゃっとなった笑い顔を、笑顔と呼んでいます。
ちなみに「笑」という漢字は、声を出しておかしいと思う気持ちをあらわします。
面白いことを見たり聞いたりして、いい表情になることを笑顔と呼んでいます。
自分も周りも元気にさせる、心のビタミンといえるでしょう。
「微笑み」とは?
微笑みの読み方は「ほほえみ」です。
唇の端が少しだけ上がる、上品な笑い方を微笑みと呼んでいます。
もともと「微笑み」の「微」には「かすかに」という意味があります。
ガハハという音は聞こえないものの、品よく笑みを浮かべている状態が微笑みです。
ヴィーナスのようにエレガントな笑いを「微笑み」と呼んでいます。
「笑顔」と「微笑み」の違い
「笑顔」と「微笑み」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも怒りや悲しみのない、平和な光景をあらわしています。
笑顔は白い歯が見えるくらい、爽やかにスマイルを浮かべる様子をいいます。
プレゼントをもらった時、ひいきのサッカーチームが買った時、好きな人に会えた時など、強制されていないのに自然に湧き上がるプラスの感情が笑顔です。
一方で微笑みは、人工的につくられた笑みをあらわします。
撮影時のモデルさんのポージングにも使われ、サービスのために作った表情もいいます。
高貴というニュアンスもあるので、上品な人の動作に使われることもあります。
「笑顔」の例文
・『アフリカ旅行に出かけ、子供たちの無邪気な笑顔に癒された』
・『苦しい時こそ笑顔になるようにと、祖母が教えてくれた』
「微笑み」の例文
・『美術館に行って、微笑みの女神の像を見た』
・『王室の方々が、柔らかな微笑みを浮かべていた』
まとめ
「笑顔」と「微笑み」の違いをお伝えしました。
その差を理解して、日々の生活に生かしていきましょう。