この記事では、「組み合わせる」と「組み立てる」の違いを分かりやすく説明していきます。
「組み合わせる」とは?
組み合わせるとは、2個以上の物を1つにする動作をいいます。
組んでひとつに合わせるのが「組み合わせる」といえるでしょう。
例えば森林の絵が描いてあるパズルを組み合わせる、色々な形のギアを組み合わせる、クローゼット内の収納ボックスを組み合わせるなど、生活の様々な場面で使われています。
「合わせる」はつり合いを取っていくという解釈があるので、バランスが取れた綺麗な状態にすることを「組み合わせる」と呼んでいます。
「組み立てる」とは?
組み立てるとは、複数の物を重ねて1つにする作業をいいます。
組んで立つように、整えていく動作といえるでしょう。
例えばベンチを組み立てる、椅子を組み立てるなど、木材を組み合わせて家具を作ることも「組み立てる」といいます。
またプラモデルを組み立てるのように、キットを完成させる動作も「組み立てる」です。
「立てる」には置く、起こすという意味があるので、平面になっているものを持ち上げて、立体的に立たせる動作がある時に「組み立てる」は用いられています。
「組み合わせる」と「組み立てる」の違い
「組み合わせる」と「組み立てる」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも「組み」という共通の表現が含まれています。
「組む」とはバラバラの部品を合わせること、完成させることをいいます。
「組み合わせる」はクリスマスの飾り、洋服、タイル、パズルなど平面に近い小物に使うことが多いです。
一方で「組み立てる」は立体的なオモチャ、家具など大型の物に多く使われます。
「組み合わせる」の例文
・『小枝と葉っぱを組み合わせて、リースを作りました』
・『黒と白を組み合わせると、モノトーンの配色になります』
「組み立てる」の例文
・『姪っ子の誕生日なので、組み立てる玩具を買いました』
・『こちらの家具は組み立てるまでに、30分かかります』
まとめ
「組み合わせる」と「組み立てる」の違いを解説しました。
それぞれの表現の差を知って、知識を増やしていきましょう。