この記事では、「自信」と「自身」の違いを分かりやすく説明していきます。
「自信」とは?
自分で自分の能力や価値などを信じることを意味する言葉です。
また、自分の考え方や行動が正しいと信じて疑わないことも表現します。
自信があると、自分の目標に向かって積極的に行動したり、困難に立ち向かったりすることが可能だと考えられます。
「自身」とは?
自分、またはそのものという意味をもつ言葉です。
「自身」は、自分や他者の主体性や存在性を強調したり、そのものを意味する対象の前に付けて、特に重要さや確実さを表したりすることが可能だと考えられます。
また、「自身」は、自分という言葉と同じ意味をもった言葉ですが、意味が異なるため、書き間違えないように注意しなければなりません。
「自信」と「自身」の違い
「自信」と「自身」の違いを、分かりやすく解説します。
「自信」と「自身」は、読み方は同じですが、意味やニュアンス、使用される場面が異なります。
「自信」とは、自分の能力や価値に対する確信や信頼のことを表現する言葉です。
その一方で、「自身」とは、その人自身、己という意味をもつ言葉だと考えられます。
「自信」の例文
・『彼は何事にも成功する自信があるので、さまざまな挑戦を積極的に実施する』
・『彼女はどんな挑戦するにしても、いつだってはじめから自信満々で取り組んでいく』
「自身」の例文
・『彼女は自身のかつての過ちを認め、それを償うことにした』
・『自身の夢を実現するためには、日々努力するしかなく、そこには、近道は存在しない』
まとめ
「自信」と「自身」は、共に「じしん」と読みますが、意味やニュアンスは異なります。
「自身」は、自分そのもののことを表現する際に使用する言葉です。
その一方で、「自信」は自分を信頼する心のことを表現する際に使用する言葉です。
それぞれの言葉を正しく使い分けられるように注意しましょう。