この記事では、「自己成長」と「自己実現」の違いを分かりやすく説明していきます。
「自己成長」とは?
「自己成長」は、自分の力で成長していくことを意味しています。
成長したいという気持ち、意志があって努力し成長していくのが「自己成長」です。
「自己成長」の具体例としては、勉強したり、資格を取得すること、ビジネススキルの習得、趣味に没頭することなどが挙げられます。
「自己実現」とは?
「自己実現」は、ありのままの姿、ありのままの状態という意味です。
この言葉は、マズローが提唱したもので「人間がありのままの姿になっていることを自己実現とする」としています。
ありのままの姿とは、先入観なくありのまま物事をとらえる、他人も自分も尊重できる、自分で意思決定できるなどの状態をさしています。
自分のやりたいことをしていてそれが社会貢献につながっていることが「自己実現できている」となります。
ただし、自己実現は、マズロー以外の人が定義したものもあり、「自己成長」と混同されやすくなっています。
「自己成長」と「自己実現」の違い
「自己成長」と「自己実現」の違いを、分かりやすく解説します。
「自己成長」と「自己実現」は異なる意味になります。
「自己成長」は自分を成長させていくこと「自己実現」は、自分のやりたいことを通して社会貢献していくことです。
「自己成長」の例文
・『就活の企業選びの軸として、自己成長できることを主としている』
・『面接で自己成長のために取り組んでいることを聞かれた』
「自己実現」の例文
・『自己実現は、マズローが提唱したものである』
・『自己実現とは何かを一言であらわすことは難しい』
まとめ
「自己成長」と「自己実現」の違いをお伝えしました。
「自己成長」は、自ら成長していくこと「自己実現」は本当の自分であり続ける、本当の自分で可能性を発揮し社会に貢献するということになり、異なる意味で使われています。