この記事では、「自己研鑽」と「リスキリング」の違いを分かりやすく説明していきます。
「自己研鑽」とは?
自己研鑽の読み方は「じこけんさん」です。
自己とは他人ではない、自分自身をあらわします。
また研鑽は勉強をいっぱいして、新しい自分に出会うことをいいます。
「研」が砥石で刃物をとぐ行為をあらわしているので、色々な勉強をして自分という器を磨いていくことをいいます。
興味を持ったことにチャレンジして、スキルアップしていくことを自己研鑽と呼んでいます。
「リスキリング」とは?
このところ、よく耳にするのがリスキリングです。
英語からきた言葉で、畑違いのジャンルで新しい学びに取り組むことをいいます。
これまで乗っていた各駅電車を降りて、違う行き先の特急電車に乗って学びを深めていくのがリスキリングといえるでしょう。
リスキリングは2020年に海外の会議で発案されたテーマで、変化の激しい時代において、大切なスキルとされています。
変わっていく世の中でも自分らしく過ごせるよう、新しく学んでいくことがリスキリングです。
「自己研鑽」と「リスキリング」の違い
「自己研鑽」と「リスキリング」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも勉強して、昨日とちがう自分になることをいいます。
本を読む、社会人向けの大学に通う、資格を取るなどがその例です。
自己研鑽は自分磨きなので、これまで学んできたジャンルをさらに詳しく学ぶ時に使われています。
一方でリスキリングは、未開拓のジャンルへの挑戦をあらわします。
「自己研鑽」の例文
・『仕事に必要な資格をとって、自己研鑽に努めています』
・『自己研鑽を目的として、社内セミナーを開催します』
「リスキリング」の例文
・『補助金を活用して、春からリスキリングを始めています』
・『転職を見据えて、リスキリングに挑戦しています』
まとめ
「自己研鑽」と「リスキリング」についてお知らせしました。
表現の差を正しく知って、いつの時代もクールに生きていきましょう。