この記事では、「なので」と「ですので」の違いを分かりやすく説明していきます。
「なので」とは?
名詞や形容動詞に接続する言葉です。
「なので」という言葉は、文頭にも用いられると考えられます。
また、「なので」は、主観的な理由を表現すると言えるでしょう。
「ですので」とは?
「なので」を丁寧にした表現で、動詞や形容詞に接続する言葉です。
「ですので」という言葉は、文頭には使用できないと考えられます。
また、「ですので」は客観的な理由を表現すると言えるでしょう。
「なので」と「ですので」の違い
「なので」と「ですので」の違いを、分かりやすく解説します。
「なので」と「ですので」の違いは、主にその前に来る語の種類によって決まると言えます。
一般的には、動詞や形容詞の後には「ので」を、名詞や形容動詞の後には「なので」を使用すると考えられます。
ただし、「なので」は文頭に置くことも可能です。
この場合は、前の文の理由や原因を表スト言えます。
その一方で、「ですので」は、主に丁寧な話し方や書き方で使用されます。
基本的には、「ので」や「なので」に「です」を付けたものだと言えるでしょう。
「なので」の例文
・『このケーキは、手作りなので、お店のものと全然違うと思います』
・『明日はテストなので、今日は早めに寝ることにします』
「ですので」の例文
・『本日はお休みですので、また後日お越しください』
・『お迎えの時間ですので、すぐに駆けつけるようにします』
まとめ
「なので」と「ですので」は、前に述べた事柄を理由として後に述べる事柄を導くときに使用する接続詞を意味します。
「なので」は、目下や同等の相手に対して表現する言葉です。
話し言葉に近い表現だと言えます。
その一方で、「ですので」は、「なので」を丁寧にした言葉です。
目上の相手に対して使用することがあります。
それぞれの言葉を正しく使い分けられるように注意しましょう。