この記事では、「有意義」と「有益」の違いを分かりやすく説明していきます。
「有意義」とは?
「有意義」は「ゆういぎ」と読みます。
「有意義」は、「意義のあること」という意味があります。
「意味や価値があると考えられること」を意味します。
誰かがしていることに対して、意味や価値があると考えられるとき、「有意義なことをしている」などと表現できます。
反対語に「無意義(むいぎ)」があります。
「有益」とは?
「有益」は「ゆうえき」と読みます。
「有益」は、「利益があることやためになること」という意味があります。
例えば、誰かにアドバイスされたときに、そのアドバイスがためになった場合は、「有益なアドバイスをもらう」などという文章にできます。
「有意義」と「有益」の違い
「有意義」と「有益」の違いを、分かりやすく解説します。
「有意義」は、「意義のあること」という意味があります。
一方で、「有益」は、「利益があることやためになること」という意味があります。
このように、「有意義」は、「意義がある」という点に焦点を当てている言葉なのに対して「有益」は「利益がある」という点に焦点を当てているという違いがあります。
そのため、例えば、ある時間を過ごしたとき、意味や価値があったと感じる場合は「有意義な時間」となり、利益を得られたと感じる場合は「有益な時間」と表現できます。
「有意義」の例文
・『どうせなら、有意義な時間を過ごしたい』
・『人生を有意義にするために活動する』
「有益」の例文
・『せっかく手に入れた財産を、有益に使いたい』
・『有益な話を聞くことができる』
まとめ
「有意義」と「有益」という2つの言葉の違いについてみてきました。
2つの言葉には似た意味がありますが、まるで違う意味もあることが分かりました。
2つの言葉の意味の違いを知ることで、きちんと使い分けられるように、なるのではないでしょうか。
