この記事では、「友達」と「朋友」の違いを分かりやすく説明していきます。
「友達」とは?
友達は「ともだち」と読みます。
真剣な相談ができる人、あるいは冗談を言い合える気さくな関係をいいます。
同じ立場で話ができる人なので、会社の同僚、学校のクラスメート、趣味の知人をいいます。
また友達の中でも、とくに特別な友達は「親友」と呼んでいます。
また最初は友達だったものの愛情が芽生えてお付き合いするようになると「恋人」に名前は変わります。
苦しみを分けて、楽しみを増やしてくれるのが友達といえるでしょう。
「朋友」とは?
朋友は「ほうゆう」と読みます。
友人あるいは友達のことを、朋友と読んでいます。
前向きな表現なので学校名、劇団名にも使用されています。
「朋友」の「朋」は同じグループの集まり、または同門をあらわします。
同門は同じ師匠の元で育った、仲間同士をあらわします。
そのため同じ養成所で育った俳優さん仲間を、朋友と呼ぶこともあります。
志を同じくする仲間といえるでしょう。
「友達」と「朋友」の違い
「友達」と「朋友」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも「友人」をあらわす表現です。
ただそのニュアンスには、大きな差も。
クラスメート、同僚、ママ友など、様々な世界で知り合った仲良しはすべて「友達」にはいります。
一方で朋友は同じ門下生をあらわし、芸能界や政治などごく一部の世界で使われています。
一般の方が使いやすいのが友達、俳優さんや政治家など大御所に使われるのが朋友といえるでしょう。
「友達」の例文
・『留学して、親切な友達がいっぱいできました』
・『彼は小学校時代からの友達。いわゆる竹馬の友です』
「朋友」の例文
・『朋友の授賞を聞いて、自分のことのように嬉しくなりました』
・『才能ある彼は、良きライバルでもあり良き朋友です』
まとめ
「友達」と「朋友」の違いをお伝えしました。
それぞれの表現を学んで、知識ある社会人を目指していきましょう。
