「片付け」と「後片付け」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「片付け」と「後片付け」の違いとは?言い換え

この記事では、「片付け」「後片付け」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「片付け」とは?

部屋が散らかっているとき、きれいに物を並べたり、元あった場所に戻すことを「片付け」【かたづけ】といいます。

机の上に置いてあったペットボトルやお弁当箱を移動させたり、食器を洗って食器棚に置くのです。

他にも靴を下駄箱に入れる、小物は引き出しにと整理や整頓する行為を指します。

使い方としては、「部屋をきれいに片付けする」といった使い方をするわけです。

「後片付け」とは?

遊んで散らかした部屋に散乱する物をきれいにすることを「後片付け」【あとかたづけ】といいます。

後始末ともいい、自分が飲んだり食べて散らかした机の上や床、椅子の上にある物を棚や引き出し、クローゼットなどに入れては部屋をきれいに片付けるのです。

主に、子供が遊んだ後、床に落ちたクズをゴミ箱に入れたり、玩具を箱に入れる、食べた後の食器を洗い机の上をきれいに拭きます。

「片付け」と「後片付け」の違い

ここでは「片付け」「後片付け」の違いを、分かりやすく解説します。

何日も掃除していない部屋をきれいにすることを「片付け」といいます。

掃除するために机の上や椅子、床に転がるゴミを捨てたり、元にあった場所に物を移動させるのです。

服はきれいに折り畳んで箪笥に入れる、食器は台所で洗います。

もう一方の「後片付け」は人が来て騒いだ後に椅子を元の位置に戻し、机の上をきれいにするわけです。

「片付け」は散らかっていればいつでもきれいにする行為ですが、「後片付け」は散らかした後の行動を指します。

「片付け」の例文

・『いつもきれいに片付けられるよう部屋に物を極力置かない』
・『被災者は車庫で暮らすため物を片付けて、布団を持ち込んだ』

「後片付けする」の例文

・『幼稚園では子供に後片付けするよう積極的に促す』
・『散らかした物は本人に後片付けさせるのも介護となる』

まとめ

倉庫や部屋、玄関といった家の中をきれいにするという意味で使われていますが、「後」が付くとまた違った意味で使えます。

どのような場面で使うか調べてから使ってみるといいでしょう。