物事の程度や行動が十分なことを表す言葉には「がっつり」や「しっかり」があります。
この記事では、「がっつり」と「しっかり」の違いを分かりやすく説明していきます。
「がっつり」とは?
「がっつり」とは物事や程度が十分である様を表す言葉です。
「がっつり」は元々北海道の方言として使われていた言葉ですが、現在ではカジュアルな表現として使われています。
「がっつり」は量などが沢山あることを表す時にも使うことが可能です。
さらに「がっつり」は料理の味が濃いことや量が多いことを表す時にも使われています。
「がっつり」の類義語には「がつがつ」がありますが、こちらはご飯を貪り食うことや欲張っている性格を表す時に使います。
「しっかり」とは?
「しっかり」とは物事の構成や基礎が十分であることや堅固であることを表す言葉です。
「しっかり」はこれ以外にも人柄や考え方が真面目なことや堅実なこと、意識がはっきりとしている状態、程度が十分なことを表す時にも使います。
「しっかり」は漢字で「確り」と書きますが、基本的ににはひらがなの方を使います。
「がっつり」と「しっかり」の違い
この2つはどちらも物事の程度や量が十分であることを表す言葉です。
「がっつり」はこれ以外にも料理の味が濃いことや量が多いことを表す時にも使います。
「しっかり」は人の性格が誠実なことや気持ちが引き締まっていることを表す時にも使います。
「がっつり」の例文
・『今日はいい気分なのでがっつり系の豚骨ラーメンを食べに行きます』
・『がっつり働いた後のビールはとても美味しかったです』
「しっかり」の例文
・『彼女からもう少ししっかりして欲しいと言われたので、まずはファッションから変えてみました』
・『彼はしっかりと仕事することで有名だが、家事は苦手というのは知りませんでした』
まとめ
「がっつり」や「しっかり」は物事や程度が十分なことを表す言葉です。
「しっかり」は人の性格が信用できることを表す時にも使うことが可能です。