「努める」と「義務」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「努める」と「義務」の違いとは?言い換え

しっかりと仕事や任務をこなすことを表す言葉には「努める」「義務」があります。

この記事では、「努める」「義務」の違いを分かりやすく説明していきます。

「努める」とは?

「努める」「つとめる」と読む言葉であり、真面目に仕事することや努力することを表します。

この言葉に使われている「努」は音読みで「ど」と読み、こちらは「努力」が有名です。

「努める」はこれ以外にも無理してすることや我慢して行動する時にも使うことが可能です。

「努める」の同音異義語には任務をこなす「務める」や仕事する「勤める」があります。

「義務」とは?

「義務」とはそれぞれの立場ですべきことや行為、務めを表す言葉です。

「義務」は色々な法律や規則によって定められており、これを果たさないと罰則やペナルティが課されるものも存在します。

「義務教育」とは国によって定められた義務としての教育を表す言葉であり、日本では小中学校合わせて9年の学習が義務付けられています。

「義務」の対義語には「権利」であり、この2つは様々な場所で合わせて使われるのが特徴です。

「努める」と「義務」の違い

「努める」は真面目に仕事することや努力すること、全力を尽くすことを表す言葉です。

「義務」は身分や立場上すべき行動や務めを表す言葉であり、対義語である「権利」とセットでよく使われます。

「努める」の例文

・『ダイエットに努めるように言われましたが、チートデイには色々と食べてしまいます』
・『彼は仕事をしっかり努めることで有名ですが、その分多くのエナジードリンクを飲んでいるので心配になります』

「義務」の例文

・『国民の義務については小学校でしっかりと学ぶべきだと思います』
・『義務教育であっても学校が辛くて不登校になる人もいます』

まとめ

「努める」は真面目にすることや努力すること、全力を尽くすことを表す言葉です。

「義務」は身分や立場上すべき務めを表す言葉です。