「流行り」と「流行」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「流行り」と「流行」の違いとは?言い換え

この記事では、「流行り」「流行」の違いを分かりやすく説明していきます。

「流行り」とは?

「はやり」と読んで使用する言葉です。

名詞として使用されることが多く、特にその時代の好みに合っているものを意味します。

また、動詞として使う場合は、「流行る」と書き、「はやる」と読むことで知られます。

「流行」とは?

「りゅうこう」と読んで使用する言葉です。

名詞としても動詞としても使用可能ですが、動詞として使用する場合は「する」をつけます。

「流行」は、「流行り」よりも広い意味をもち、服装や音楽だけでなく、言葉や思想、病気なども含むと考えられます。

「流行り」と「流行」の違い

「流行り」「流行」の違いを、分かりやすく解説します。

「流行り」はカジュアルで友達との会話によく使用される言葉です。

その一方で、「流行」はカジュアルな場面でも使えますが、少し固い表現になる言葉です。

このように、「流行り」「流行」の意味は、ある物事などが、社会に一時的に広く実施されること、その実施されている物事のことです。

類義語としては、「人気」「今風」「現代風」「社会現象」などがありますが、まったく同じ意味ではないので注意するようにしましょう。

「流行り」の例文

・『彼女は流行りの服を着ている』
・『最近の若者は、さまざまな流行りのSNSを使っている』

「流行」の例文

・『新型コロナウイルスが大流行しているので、予防はきちんとしましょう』
・『あの服装は、流行遅れだと思うよ』

まとめ

「流行り」「流行」は、どちらも世間に広く実施され、用いられることや、病気等が急速に広がることなどのような意味をもつ名詞ですが、使い方やニュアンスに違いがあります。

「流行り」は、「流行」の連用形で、主に、流行っているものや、流行の傾向を表現する際に使用されます。

その一方で、「流行」は、流行するや流行らせるという動詞の名詞化を意味する言葉です。

主に、流行することや、流行している状態を表す際に使用されます。

それぞれの言葉を正しく使い分けられるように注意しましょう。