「相談」と「協議」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「相談」と「協議」の違いとは?言い換え

この記事では、「相談」「協議」の違いを分かりやすく説明していきます。

「相談」とは?

「相談」とはどうするかを誰かと話し合うことです。

親しい人にすることが多いですが相手と親しいかは関係なく、会ったこともない専門家に行うことも多いでしょう。

お互いに同じことで困っているから話し合って良い解決法を探す場合もありますが、困っているのは片方だけでもう一方からアドバイスを貰うという形になることもあります。

「協議」とは?

「協議」とは何らかの物事について複数の人達で話し合うことです。

少人数ではなくある程度まとまった人数で話し合ったり、各組織や国などを背負った代表が話し合うことを指して使われることが多いでしょう。

また誰かにアドバイスを貰うというような話し合いではなく、取り上げた物事についての認識やどう扱うかなどを参加した人達の中で意見を共有することが目的になります。

「相談」と「協議」の違い

「相談」「協議」の違いを、分かりやすく解説します。

誰かと話し合うことが「相談」で、ある程度多い人数で話し合うことが「協議」です。

「相談」は二人だけですることも多く軽い内容のものも多いですが、「協議」はある程度大人数で話したり各組織を背負った人同士の話し合いのような、重大な話し合いを指して使われます。

また「相談」は問題解決のために行い片方が一方的にアドバイスを受ける形になることも多いですが、「協議」はお互いが意見を出し合い認識などを共有することが目的です。

「相談」の例文

・『大事なことは夫婦で相談して決めるべきだ』
・『悩みを友達に相談する』

「協議」の例文

・『来年度の予算についての協議を始める』
・『協議した結果両企業での提携契約は更新しないことが決定した』

まとめ

重要性の低い話し合いから重要性の高い話し合いも幅広く指して使われる言葉が「相談」で、責任者同士の話し合いや大人数での話し合いのような重要性の高いものが「協議」と使い分けられている事が多いです。

また「相談」は問題解決のために行うものですが、「協議」は問題解決のためだけでなく意見や認識を共有させるためにも行います。