この記事では、「リガトーニ」と「ペンネ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「リガトーニ」とは?
「リガトーニ」は、短いパイプ状の形をしたパスタの一種です。
直径8〜15mm前後、長さ5cm前後の空洞が空いたパスタの表面に細い筋が引いてあるのが特徴です。
イタリア語では“rigatoni”と表記し、線(溝)が入ることを意味する“rigare”に由来した名前となっています。
このパスタはマカロニより太く、中に大きな空洞があって表面に筋があるためソースがなじみやすいです。
どのようなソースとも合わせやすいパスタですが、特にボリュームのあるソースとの相性が良く、ミートソースやクリームソースを使ったパスタ料理に用いられています。
「ペンネ」とは?
「ペンネ」は、短いパイプ状の形をしたパスタの一種です。
直径5〜8mm前後、長さ2〜3cmの空洞が空いたパスタで、両端が斜めに切断されてペン先のような形をしているのが特徴です。
イタリア語で“penne”と表記し、その名前はペンの単数形を意味する“penna”に由来しています。
このパスタは一口大の食べやすい大きさで、ソースと和えたパスタ料理、マカロニ料理に使われます。
空洞があって両端が斜めになっているためソースがなじみやすく、さまざまな料理に用いられます。
また、表面に筋の入った「ペンネリガート」は、よりソースがなじみやすくなっています。
「リガトーニ」と「ペンネ」の違い
「リガトーニ」と「ペンネ」の違いを分かりやすく解説します。
これらは一口サイズのパイプ状のショートパスタで、互いに見た目が似ています。
ただし、よく見てみると「リガトーニ」は表面に筋が入っており、「ペンネ」は両端が斜めに切断されているところが異なっています。
「リガトーニ」は筋があるのでソースがなじみやすく、「ペンネ」よりも食べごたえがあります。
「ペンネ」は「リガトーニ」よりやや小ぶりで食べやすく、マカロニとしても使えます。
ちなみに、二つのパスタの特徴を持ちあわせた「ペンネリガート」もあります。
まとめ
「リガトーニ」と「ペンネ」はよく似ていますが、名前が意味を表すように「リガトーニ」は線が引いてあり、「ペンネ」はがペン先に似ています。
ショートパスタで料理を作る際はこれらを使い分けると、よりソースの味が引き立つでしょう。