この記事では、「絆」と「友情」の違いを分かりやすく説明していきます。
「絆」とは?
絆は「きずな」と読みます。
自分と相手を結び付けている、透明の糸が絆です。
何があっても曲がったり消えたりすることがなく、常に2者の間にあることをいいます。
もともと「絆」は飼い犬のリードをあらわす表現で、そこから「かけがえのない関係」を例える言葉として馴染むようになりました。
絆を深めるというと、相手の人と交流しながら、信頼関係を築いていくことをいいます。
時間をかけて作っていくもの、人生が幸せになるものが絆です。
「友情」とは?
友情は「ゆうじょう」と読みます。
友達同士にある、優しい気持ちをいいます。
相手の為を思って温かい言葉をかける、または遠くから見守ることが出来ることを友情と呼んでいます。
友情と似ているものに恋愛感情もありますが、こちらはラブの気持ちが混じった愛情をいいます。
久しぶりに会ってもブランクを感じない人、共通の話題で盛り上がれる人、こうした人たちに感じる情が友情といえるでしょう。
「絆」と「友情」の違い
「絆」と「友情」の違いを、分かりやすく解説します。
絆と友情は似ていますが、少しずつニュアンスが異なっています。
絆はロープをあらわし、親しい方と自分をつなぎとめている物をあらわします。
あるエピソードを通して、自分の中に刻み込まれた「心の結晶」が絆です。
一方で友情は、友達に対する思い、友達同士の親愛の気持ちをあらわします。
より広い心の交流をあらわすのが絆、友達との絆が友情といえるでしょう。
「絆」の例文
・『親子の絆を深めるイベントが、開催されました』
・『ボランティア活動を通して、色々な方との絆を実感しました』
「友情」の例文
・『成人式で久しぶりに会った子と、友情を確かめ合いました』
・『私達の友情は永遠だよ、そうカードに書いてありました』
まとめ
「絆」と「友情」の違いを解説しました。
言葉の正しい意味を知って、知識量を広げていきましょう。