言葉を話すことや筋を立てて述べることを表す言葉には「お話」や「物語」があります。
この記事では、「お話」と「物語」の違いを分かりやすく説明していきます。
「お話」とは?
「お話」とは「話」に丁寧な接頭辞である「お」が付いた言葉であり、話する人の発言や会話を敬って表現する時に使います。
「お話」はこれ以外にも簡単な会話から語り合うこと、古くから伝わっている話、文学作品などを表す時にも使うことが可能です。
「お話」の類義語には「小話」がありますが、こちらはちょっとした話や談話を表す時に使います。
「物語」とは?
「物語」とは様々な事柄や内容について語り合うことや文学作品として書かれたものを表す時に使う言葉です。
「物語」は英語で“story”や“tale”があり、カタカナ語である「ストーリー」は色々な場面で使われています。
「物語」は文学的な研究にも使われる概念であり、多種多様な「物語」を通じて文化や歴史、宗教などの背景を調べるのが特徴です。
「物語」の類義語には「ナラティブ」がありますが、こちらは個人が主体的に語ることを表します。
「お話」と「物語」の違い
「お話」は相手の話や発言を敬って表す時や、ちょっとした会話や「物語」を表す時に使います。
「物語」は様々な事柄や内容を語ることや文学作品を表す言葉であり、「ストーリー」という言葉も色々な場面で使われています。
「お話」の例文
・『ちょっとお話しようかと言われたので彼女と喫茶店に行きました』
・『怖いお話を聞いてしまったので子供は中々寝付けませんでした』
「物語」の例文
・『物語を作るのはとても膨大な時間が必要なので、日々ヒントやアイデアを手帳に書いています』
・『この物語は若者向けとなっており、中年の自分にとっては中々難しい内容でした』
まとめ
「お話」は相手の発言や会話を敬う時やちょっとした話、「物語」を表す時に使う言葉です。
「物語」は歴史上様々な作品によって描かれてきており、色々な人を勇気づけたり元気にしてきました。
