この記事では、「クリア」と「リセット」の違いを分かりやすく説明していきます。
「クリア」とは?
「クリア」とは消去や削除する動作です。
元々の英語の「clear」は空白という意味を持ち、その部分を空白にするということから消去という意味で使われています。
パソコンなどの機械で「クリア」すると、その部分に入力されていた文字なども消去されますが、初期状態の時点でその場所に入っていたものも同じです。
初期から入っていたか後から入力したかを問わず消去されます。
「リセット」とは?
「リセット」とは初期状態に戻すことです。
元はセットし直すという意味のresetであり、最初のセットに戻すことを指します。
初期状態が空白の場合「リセット」すると空白の状態になりますが、初期状態の時点で何かが入力されている場合は「リセット」すると後から入力した部分だけが消去され、初期状態の時点で入力されていたものは消去されません。
あくまでも最初の状態に戻すだけです。
「クリア」と「リセット」の違い
「クリア」と「リセット」の違いを、分かりやすく解説します。
全て削除したり消去することが「クリア」で、初期状態に戻すことが「リセット」です。
初期状態が空白ではなくなにか入力されていた状態の場合、「クリア」すると最初から入力されていたものも消されますが、「リセット」の場合は最初に入力されていたものだけが入力されている状態になります。
「クリア」の例文
・『余計な文字列をクリアする』
・『一旦全部クリアして最初からやり直そう』
「リセット」の例文
・『間違えてリセットして最初からやり直す羽目になった』
・『何が何やらわからなくなったのでリセットして一からやり直す』
まとめ
初期状態が空白ということは多いので「クリア」も「リセット」も同じ結果になる事が多いですが、初期状態が空白でなければ両者には差が出てきます。
初期状態関係なく消去して空白にするのが「クリア」で、初期状態に戻すのが「リセット」です。