この記事では、「短所」と「弱点」の違いを分かりやすく説明していきます。
「短所」とは?
短所は「たんしょ」と読みます。
「短いところ」と表現できるように、その人の欠陥や欠点をいいます。
対義語は「長所」で、その人の良いところ、アピール点をあらわします。
短所はネガティブな表現ですが、自分を見つめ直すきっかけを与えてくれます。
例えば理屈屋、人の話を聞かない、怒りっぽい、飽きっぽいといった「短所」も上手く付き合っていけば、立派な伸びしろや改良点になってくれます。
磨けば光るものといえるでしょう。
「弱点」とは?
弱点は「じゃくてん」と読みます。
弱い点と表現できるように、その人の弱みや苦手な項目をあらわします。
またスポーツの世界では、対戦相手を攻略するためのポイントを「弱点」ということも。
強化されていなくて手薄になっているスポット、あるいはすぐに崩れてしまう性質をいいます。
もちろん弱点も練習や改善をおこなえば、大きな強みに変わります。
こちらも変化する可能性のある、現時点の「弱い点」をいいます。
「短所」と「弱点」の違い
「短所」と「弱点」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらもウィークポイントを示しています。
強みではないこと、補強した方がいい内容をいいます。
短所は時間にルーズ、おせっかい、早とちりしやすいなど、自分の性格の欠点をいいます。
一方で弱点はある項目において劣っていること、乏しいことを表現しています。
短所は個人の性格や気質ですが、弱点は個人の苦手分野はもちろん、組織やチームの薄い部分もあらわします。
その差を学びましょう。
「短所」の例文
・『僕の短所は忘れ物をしやすく、おっちょこちょいな所です』
・『私の短所は慎重なところです。入念に調べてから、行動します』
「弱点」の例文
・『僕の数学の弱点は、簡単な計算を間違えてしまうことです』
・『相手チームの弱点を攻略すれば、勝利も夢ではありません』
まとめ
「短所」と「弱点」の違いを解説しました。
似ている用語の差を学んで、正確な知識をつけていきましょう。