この記事では、「ステップ」と「階段」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ステップ」とは?
足取りという意味があるのが“step”「ステップ」といいます。
人が両足できれいに歩調を合わせて歩く様を指すのです。
また、誰が見ても素敵と思うほど美しい歩き方を指したり、「次のステップを踏む」と新しい道を歩き、前に向かって挑戦する行動に対しても使われています。
このように、一歩前進して人生を切り開くといった意味で使うのです。
「階段」とは?
複数の段差から構成されているものを「階段」【かいだん】といいます。
2階に上がるために取り付けられている段差を指し、一般家庭では10段前後の段差で構成されているのです。
形状には家の構造に合わせてI型やL字型、螺旋状がよく採用されています。
使い方としては、「階段を駆け上がる」といって、いかに早く上がって行く行動を指すのです。
また、「大人の階段を上がる」といえば次第に成長していく人の様を伝えられます。
「ステップ」と「階段」の違い
ここでは「ステップ」と「階段」の違いを、分かりやすく解説します。
踊るとき見せる足の運び方を「ステップ」といいます。
「軽やかなステップ」といえば、いかに軽快な足取りで両足を動かして華麗に踊る人の様子を表せるのです。
また、物事がいかに順調に進行しているかを伝えられます。
もう一方の「階段」は段差が複数あり、2階に上がるときに使うものを指すのです。
乗り物には身障者が楽に乗れるように取り付けられている段差を意味します。
「ステップ」の例文
・『バスのドアが開くと、安全に踏めるステップが降りてきた』
・『ステップを軽やかに踏む踊り子の姿が実に美しい』
「階段」の例文
・『狭い家でも楽しくなるよう真っ赤な階段を取り付けた』
・『色々な事を経験した弟は大人の階段を着実に上がる』
まとめ
人が足で踏むという意味で使われていますが、前に進むために使うか、移動する手段として使われている段差との違いで使い分けてみるといいでしょう。
